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ボードゲームのアヴァロン完全ガイド!

カードゲーム・ボドゲ

人狼や正体隠匿ゲームをイベントで回していると、「人狼は好きだけど、途中で脱落するのが嫌なんよね」という声をかなり聞きます。そんな人に一度遊んでほしいのが、今回紹介する『レジスタンス:アヴァロン』です。

一見すると人狼に近いゲームですが、実際に遊んでみると感触はかなり違います。夜に誰かが襲われることもなければ、ゲーム途中で席を離れる人もいません。それなのに「こいつ、さっきと投票変わってない?」「なんでこの2人をクエストに入れた?」と、テーブル上の空気がどんどん怪しくなっていくんですよね(笑)。

しかも面白いのが、正義側に「悪者が誰なのかを知っているマーリン」がいること。ただし、マーリンだとバレると最後に暗殺されます。つまり、答えを知っているのに、答えを知っている顔をしてはいけない。このねじれがアヴァロン最大の魅力です。

この記事では、初めて遊ぶ人でもゲームを開始できるように、基本ルールから人数、役職、5人戦・7人戦、マーリンの立ち回りまで具体的に解説します。

  • アヴァロンの基本ルールと勝利条件
  • 人数ごとの陣営人数とクエスト人数
  • マーリンやパーシヴァルなどの役職
  • 正義と邪悪それぞれの立ち回り方

ボードゲームのアヴァロンとは

『レジスタンス:アヴァロン』は、正体を隠したまま「正義」と「邪悪」の2陣営に分かれて戦うボードゲームです。ゲームデザインはDon Eskridge。日本語版はホビージャパンから発売されています。

公式情報では5~10人、プレイ時間約30分、対象年齢13歳以上。そして個人的にかなり大きいと思っている特徴が、司会者不要・途中脱落なしという点です。

項目内容
正式名称レジスタンス:アヴァロン
ジャンル正体隠匿・推理・ブラフ
人数5~10人
プレイ時間約30分
対象年齢13歳以上
司会者不要
途中脱落なし

ゲームの基本情報については、販売元であるホビージャパンの『レジスタンス:アヴァロン』公式商品ページでも確認できます。

◆最後まで全員に投票権がある

僕がイベント目線でアヴァロンを評価するなら、「全員が最後までゲームに関われる」のがめちゃくちゃ大きいです。人狼は脱落もゲームの一部ですが、遊び会では早めに脱落した初心者が30分見学になることもあります。アヴァロンなら最後まで全員に投票権がある。ここ、かなり優秀っすね。

アヴァロンのルール

アヴァロンでは、プレイヤーが正義陣営と邪悪陣営に分かれます。正義はクエストを3回成功させること、邪悪はクエストを3回失敗させることが基本的な目的です。

ゲームが始まると、まず全員に役職カードを秘密で配ります。その後、決められた手順で目を閉じ、邪悪陣営やマーリンなどが必要な情報を確認します。

実際のゲームは、基本的に次の流れを繰り返します。

リーダーがクエスト参加者を選ぶ → 全員で投票する → 承認されたらクエストを実行する → 成功・失敗を確認する

例えば7人で遊んでいるとします。リーダーが「僕とAさんでクエストに行きます」と2人を選んだら、それに対して7人全員が承認・否決を投票します。

ここがアヴァロンの面白いところ。クエストに参加しない人もゲームから外れているわけではありません。「なぜその2人なのか」「前回失敗した人をまた入れるのか」と話しながら、投票で意思表示できます。

前に先輩とアヴァロンをやったときに、先輩尊敬してるんで絶対選びますね!と言いつつ、全然選ばないという逆張りを繰り返し、ふざけるな!と言われたことがありましたね笑。もちろん面白がってやってたのですが笑。

承認には過半数が必要です。同数なら否決。チーム案が否決された場合はリーダーが移り、新しいチームを提案します。

ただし、同じクエストで5回連続してチーム案が否決されると邪悪陣営の勝利です。「気に入らないから全部否決!」を続ければ安全というゲームではありません。

チームが承認されたら、選ばれたプレイヤーだけが成功・失敗カードを秘密で提出します。正義陣営は必ず成功カードを出しますが、邪悪陣営は成功と失敗のどちらを出しても構いません。

クエストが成功したからといって、参加者全員が正義とは限りません。邪悪側があえて成功カードを出し、信用を取りにいくこともできます。

通常は失敗カードが1枚でも入っていればクエスト失敗。ただし、7人以上で遊ぶ場合の第4クエストだけは例外で、失敗カードが2枚以上必要です。

そして正義が3クエスト成功させても、まだ終わりません。暗殺者が「この人がマーリンだ」と正しく指名すると、邪悪側が逆転勝利します。

つまりアヴァロンは、ただクエストを成功させればいいゲームではないんです。正義はマーリンを隠しながら勝つ必要がある。ここまで含めて1ゲームです。

アヴァロンの人数

アヴァロンは5~10人で遊べますが、人数によって正義と邪悪の人数、さらにクエストへ向かう人数が変わります。

人数正義邪悪第1第2第3第4第5
5人3人2人2人3人2人3人3人
6人4人2人2人3人4人3人4人
7人4人3人2人3人3人4人※4人
8人5人3人3人4人4人5人※5人
9人6人3人3人4人4人5人※5人
10人6人4人3人4人4人5人※5人

※7人以上の第4クエストのみ、失敗カードが2枚以上でクエスト失敗となります。

人数ごとにゲームの味も変わります。5人は発言と投票の影響が大きく、一人ひとりの動きが目立ちやすいです。一方、7~8人になると邪悪陣営が3人になり、「誰と誰がつながっているのか」という読みも増えてきます。

僕が心理戦をしっかり味わいたいメンバーで遊ぶなら、個人的には7~8人がかなり好きです。会話量、投票、邪悪側の連携、マーリン探しが全部動き始める人数帯だからです。

とはいえ、初回から人数を最大まで集める必要はありません。5~6人でもゲームの核は十分に体験できます。

アヴァロンの役職と人数別の遊び方

役職の種類、そして5人戦・7人戦それぞれの具体的な立ち回りも見ていきましょう。

アヴァロンの役職

アヴァロンを人狼系ゲームの中でも独特な存在にしているのが役職です。

基本となるのは、正義側のマーリンと邪悪側の暗殺者。さらに慣れてきたら、パーシヴァル、モルガナ、モードレッド、オベロンなどを加えられます。

役職陣営特徴
マーリン正義一部を除く邪悪が誰か知っている
忠実なる家来正義特殊情報を持たず推理する
パーシヴァル正義マーリン候補を知る
暗殺者邪悪最後にマーリンを指名する
モルガナ邪悪パーシヴァルからマーリン候補に見える
モードレッド邪悪マーリンから見えない
オベロン邪悪他の邪悪と互いに認識しない
モードレッドの手下邪悪特殊能力を持たない邪悪役

初めて遊ぶなら、特殊役職を全部入れない方がいいです。名前だけで「マーリン?モルガナ?モードレッド?」となり、ゲーム開始前から頭がパンクしかねません。

最初はマーリン+暗殺者+通常役職で十分。アヴァロンの本体とも言える「マーリンは邪悪を知っている。でも正体を知られてはいけない」という構造をまず体験してください。

慣れてきたらパーシヴァルとモルガナを追加すると、一気にドラマが増えます。さらにモードレッドを加えると、マーリンですら全員を正確には把握できなくなります。

オベロンの情報確認については、版やオンライン実装によって扱いが異なる場合があります。手元の日本語版で遊ぶ場合は、付属ルールブックの確認手順を優先してください。

アヴァロン5人戦

「5人でも面白い?」と聞かれることがありますが、普通に遊べます。むしろ人数が少ないぶん、誰の一票がどこへ動いたのかが見えやすく、かなり濃い心理戦になります。

5人戦では正義3人、邪悪2人。クエスト人数は順番に2人・3人・2人・3人・3人です。

初回なら、正義側をマーリン+忠実なる家来2人、邪悪側を暗殺者+通常の邪悪役というシンプルな構成にすると理解しやすいでしょう。

例えば第1クエストでAとBが選ばれ、失敗カードが1枚出たとします。この瞬間に分かるのは「AかBの少なくとも一方が邪悪らしい」ということだけです。

ここで初心者がよくやるのが、「Aが怪しい気がする!」で一人を決め打ちすること。でもアヴァロンは、そこからが本番です。

次にAとCで成功したらどうでしょう。Bへの疑いが一気に増えます。逆にAとCでも失敗したら、今度はAがかなり気になる。メンバーを少し変えて結果を比べることで情報が増えていきます。

5人戦では一人の発言や一票がゲーム全体に与える影響が大きいので、黙っているプレイヤーがいると推理材料も少なくなります。そのためゲームマスターをするなら、「賛成した理由も一言ずつ聞こう」と促すだけでゲームがかなり動きます。

なお、5人戦でパーシヴァルを導入するなら、邪悪側にもモルガナやモードレッドを加えてバランスを取る考え方があります。初回から無理に使う必要はありません。

アヴァロン7人戦

7人戦になると、アヴァロンの心理戦がかなり立体的になります。

陣営は正義4人、邪悪3人。クエスト人数は2人・3人・3人・4人・4人です。そして重要なのが、第4クエストでは失敗カードが1枚出ただけでは失敗にならず、2枚以上必要という点。

これ、ゲーム中にめちゃくちゃ重要です。

普通のクエストなら邪悪が1人潜り込めば壊せます。しかし第4クエストでは邪悪が1人だけ入っていても、単独では失敗させられません。

すると邪悪側は「仲間と一緒にチームへ入れるか」という動きまで考える必要が出てきます。一方、正義側からすると、失敗カードが2枚出たときに「この4人の中に邪悪が最低2人いる」という大きな情報が残ります。

僕が7人戦を好きなのはここなんよね。ただの「この人怪しい」ではなく、「この投票ならAとBが同陣営なのでは?」「Bが邪悪なら、なぜCの提案を否決した?」みたいに、人間関係の線が見えてきます。

◆投票の変化こそ嘘発見器

7人でやるなら、全員の投票をなるべく覚えておいてください。会話だけ聞いていると声の大きい人に引っ張られます。でも投票はかなり正直です。「さっきまで否決してた人が、このメンバーだけ急に承認した」。こういう小さな変化から疑惑が育つ瞬間、アヴァロンめちゃくちゃおもろいっす。

ボードゲームのアヴァロン攻略法

アヴァロンは「嘘が上手い人だけが勝つゲーム」ではありません。むしろ重要なのは、チーム編成、承認・否決、クエスト結果をつなげて見ることです。

そしてアソセン的にもう一つ大事なのが、遊ぶ順番。初対面ばかりの場へ、いきなりアヴァロンを投下するのは僕ならあまりやりません。まず『全員一致』や『ito』のようなゲームで話しやすい空気を作り、次にワードウルフ、そのあとアヴァロンくらいでもいい。

心理戦系のゲームをもっと探したい場合は、アソセンの心理戦ゲームアプリのおすすめ記事も参考にしてください。

アヴァロンの攻略

正義側で最も大切なのは、成功したクエストのメンバーをすぐ正義認定しないことです。

邪悪側も成功カードを出せます。つまり第1クエストに邪悪が参加していても、「今は壊さない」と判断すれば成功します。

むしろ邪悪からすると、序盤で一度成功させて「この人と行けば安全」という信用をもらい、後半の大事なクエストで失敗を出す方が刺さる場合もあります。

そこで見てほしいのが投票履歴です。

例えばA・Bのチームが提案され、CとDが否決したとします。その後A・Cのチームになった瞬間、さっきまで否決していたDが承認へ変わった。なぜでしょうか。

もちろん正義側でも考えが変わることはあります。しかし「誰が入ったときに票が変わったか」を追うと、発言だけでは見えなかった関係が浮かびます。

失敗チームを全員入れ替えるのも、個人的にはもったいないです。

A・B・Cで失敗したなら、次はA・B・Dのように一部だけ変えてみる。成功すればCへの疑いが増える。再び失敗すればAかBにも疑いが残る。この比較が推理を進めてくれます。

アヴァロン攻略の基本は「誰が怪しいか」より「どの組み合わせなら説明できるか」を考えること。

邪悪側の場合は逆です。毎回失敗カードを出す必要はありません。潜伏したい場面では成功を出し、信用を得る選択肢があります。

また、邪悪が2人同じクエストへ入ったとき、通常クエストで2人とも失敗を出すと「このチームには邪悪が複数いる」と正義へ余計な情報を渡してしまいます。

ただし7人以上の第4クエストは2失敗が必要。ここでは仲間との読み合いまで発生します。「相方も失敗を出してくれるはず」と思ったら、まさかの2人とも成功(笑)。そういう事故まで含めて正体隠匿ゲームです。

アヴァロンのマーリン

マーリンは、アヴァロンの中で一番面白く、一番難しい役職だと思っています。

なぜなら、マーリンの目的は単純に「邪悪を見つける」ことではないからです。最初から多くの邪悪が分かっています。

問題は、知っていることを隠しながら正義を勝たせること。

例えば邪悪が入ったチームをマーリンが毎回即座に否決し、正義だけのチームを毎回正確に推したらどうなるでしょう。

正義側からすれば神プレイです。でも暗殺者から見れば、「こいつだけ情報量がおかしくない?」となります。

だからマーリンは、正解をそのまま言わない方がいい場面があります。

「Bが邪悪だから外して」ではなく、「前回Bはこのチームに否決していたのに、今回は急に承認なのが気になる」のように、普通の正義プレイヤーでも言えそうな理由を作るんです。

時には、あえて完璧ではない投票をする判断も生まれます。ただし、わざと負けに近づくほど隠れればいいわけでもありません。このギリギリの調整がマーリンの醍醐味。

そして正義側の一般プレイヤーも、マーリンに全部任せてはいけません。

「情報ないから分からん」で黙っていると、正しい意見を言っている一人だけが浮きます。むしろ忠実なる家来こそ積極的に推理を出した方がいい。その推理が外れても、マーリンの煙幕になります。

◆正しすぎることが疑惑になる

マーリンがいることで、普通なら「正しい推理をした人=すごい人」で終わるところが、「正しすぎる人=怪しい人」に反転します。これが本当に美しいルールなんですよ。ゲーム中ずっと正解していた人が最後に暗殺されて、「やっぱお前マーリンやん!」となる瞬間、テーブルが一番沸きます(笑)。

パーシヴァルの役割とアヴァロンの価格

マーリンを守るパーシヴァルの役割と、購入時に気になる価格もここでまとめておきます。

パーシヴァルの役割

パーシヴァルは正義側の特殊役職で、マーリンを守る役目を担います。

ただし、モルガナを一緒に使用すると話がややこしくなります。パーシヴァルから見ると、マーリンとモルガナの2人がマーリン候補として見えるため、どちらが本物なのか最初から確定できません。

この組み合わせ、かなりよくできています。

もしパーシヴァルが本物のマーリンを完全に知っていたうえで、「この人の言うこと全部正しい!」と露骨に守れば、暗殺者にもマーリンの位置を教えることになります。

一方、モルガナがいると偽物まで混ざります。モルガナ側は「自分がマーリンっぽく見える行動」をすることで、パーシヴァルを惑わせられるわけです。

パーシヴァルを引いたときは、見えているマーリン候補だけを追いかけないでください。その2人がどのチームを推したのか、誰を疑ったのか、クエスト結果と発言が合っているかを見る方が大切です。

そしてマーリンだと思う相手が分かっても、露骨に守りすぎないこと。

パーシヴァルは「マーリンのボディーガード」というより、邪悪側からマーリンの輪郭をぼかす役と考えると動きやすいでしょう。

アヴァロンの価格

日本語版『レジスタンス:アヴァロン』の希望小売価格は2,200円(税込)です。ただし、これは公式上の希望小売価格であり、実際の販売価格や在庫状況とは分けて考えてください。

日本語版は販売店によって在庫切れや販売終了表示になることがあり、中古市場では定価を大きく上回る価格が付くケースもあります。価格は時期や在庫で変動するため、購入前に複数店舗を確認するのがおすすめです。

選択肢向いている人注意点
日本語通常版初めて遊ぶ人新品在庫を見つけにくい場合がある
英語通常版英語ルールでも問題ない人初回の役職確認を間違えないよう注意
Avalon Big Box何度も遊びたい人追加役職が多く初心者には情報量が多い

なお、『Avalon Big Box』は単に箱が大きいだけではありません。発売元Indie Boards & Cardsによると、複数の追加キャラクターや追加ルールを収録したリマスター版です。詳しい内容はIndie Boards & Cards『Avalon Big Box』公式ページで確認できます。

ただ、初めて遊ぶためにBig Boxが必須かと言われれば、まったくそんなことはありません。通常の日本語版だけでもマーリン、パーシヴァル、モルガナ、モードレッド、オベロン、湖の乙女などが入っているため、かなり遊び込めます。

中古価格が高騰している場合は、「定価より高い=それだけ払う価値がある」とは限りません。遊ぶことが目的なら、英語版やBig Boxとの価格差も確認してから選びましょう。

アヴァロンのよくある質問とまとめ

初めて遊ぶ前に、役職やルールで引っかかりやすい点を確認しておきましょう。

アヴァロンのよくある質問

正義は失敗を出せますか?

出せません。正義陣営のプレイヤーはクエストで必ず成功カードを提出します。成功と失敗を選べるのは邪悪陣営です。

同数投票は承認ですか?

否決です。チームをクエストへ送るには承認票が過半数必要になります。例えば6人なら4票以上の承認が必要です。

5回目は自動承認ですか?

標準ルールでは自動承認ではありません。同じクエストで5回連続してチーム案が否決された場合、邪悪陣営が勝利します。「5案目は強制的に出発」という遊び方を見かけることがありますが、遊ぶ前に採用ルールを確認してください。

マーリンは全役職が分かりますか?

誰が邪悪側なのかに関する情報を持ちますが、邪悪側の各プレイヤーが暗殺者なのかモルガナなのかまで直接知らされるわけではありません。またモードレッドを使用すると、モードレッドはマーリンから見えません。

アヴァロンは初心者でも遊べますか?

遊べます。ただし最初から特殊役職を全部入れるのはおすすめしません。まずマーリンと暗殺者を使い、通常役職を中心に1ゲーム遊んでください。それだけでも「正体を隠す」「投票を読む」「マーリンを探す」というアヴァロンの面白さは十分に味わえます。

まとめ

『レジスタンス:アヴァロン』は、5~10人で遊べる正体隠匿ゲームです。正義は3回のクエスト成功、邪悪は3回のクエスト失敗を狙います。しかし正義が3回成功しても、暗殺者がマーリンを当てれば邪悪が逆転勝利します。

この最後のルールがあるから、アヴァロンでは「一番正しい人」が必ずしも一番安全ではありません。

マーリンは真実を知っているのに隠す。パーシヴァルはマーリンを守りたいのに守りすぎられない。邪悪はクエストを壊したいのに、時には成功させた方が得になる。

全員が目的と本音を少しずつ隠して会話するからこそ、普通の雑談では出ない人間関係が表に出る。僕がアヴァロンを面白いと思う理由はここです。

ただし、どんな場でもいきなり遊べば盛り上がるわけではありません。初対面ばかりなら、まず『ito』『全員一致』『ワードウルフ』などで会話を作ってからアヴァロンへ進む方が入りやすいでしょう。

逆に、普段から人狼や推理ゲームを遊んでいる仲間が5~8人集まったなら、かなりおすすめ。「さっきなんで否決した?」「いや、その理屈おかしいやろ(笑)」と、会話そのものがゲームになります。

初回はマーリンと暗殺者だけ。慣れたらパーシヴァルとモルガナ。さらに刺激が欲しくなったらモードレッドやオベロン。こうして少しずつ役職を増やしていけば、同じ基本ルールでも何度も違う心理戦を楽しめます。

大人が本気で疑い、本気で騙し、本気で「あいつ絶対邪悪や!」と言い合える。それをゲームの中だけで安全に楽しめるのが『レジスタンス:アヴァロン』です。

最初はマーリンと暗殺者だけのシンプルな構成で十分です。5人以上集まったら一度試してみてください。そこから役職を増やす沼にハマるかは、あなた次第です。

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